今回は、週刊少年チャンピオンで連載されている弱虫ペダルの最新話である532話【金城、最後の仕事】の
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を書いていきます。
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前回のネタバレはこちら。
弱虫ペダル532話(最新話)ネタバレ
インターハイ3日目最終日、ゴールまで残り600m。
本調子の真波山岳相手に小野田坂道はビンディングが外れてしまい差が開いていく。
そんな局面で金城真護が語る前年度大会後の小野田坂道。
慕っていた巻島裕介との覚悟をする前での別れでのあとで気負いすぎて調子を落とした坂道を見かねた金城は海に連れてきた。
「え… 金城さんに『先輩』…ですか」
「ああ いえすいません ボクが入学した時から金城さんはずうっと先輩なのでその先輩に先輩が…あ ちょっと意外で」
「ていうか あたり前ですよね! いらっしゃいますよね はい」
「先輩か… イメージできないな~」
「オレは中学時代 地元ショップのクラブチームにいてな 社会人の人たちに混ざって練習してた まあ そんなにレベルの高いチームじゃなかったが…」
「そこに 小関さんはいた」
「元プロ選手できびしくやさしくて カッコよくてな 乗り方も服装やバイクのメーカーまで真似をした」
「…あ! 金城さんが憧れる程の方ですか…! きっとすごい方なんですね」
「ああ オレはその小関さんに『いいぞシンゴ』ってほめられるたび──」
「心が熱くなって 100倍の力を手に入れたような気持ちになった」
「ああ!! わかります それ…あの ボクも巻島さんにほめ──」
「……」
坂道の顔がやや曇る。
「られた時」
「そんな感じ──でした」
「あ!! いえ大丈夫です 今でもあの ちゃんとホクは強くなってがんばると約束したので…ちゃんと…」
「けれどその小関さんはオレが中学2年の秋に転勤で引っ越して ずっと遠くに 突然言ってしまった」
「ここの場所はその小関さんと練習の途中で寄って あの浮かんでいるブイに石を当てる………アソビをやった──」
「海なんだ」
「おおお」
「す すごいです 金城さんうわぁ!! 一発で!!」
「小関さんと一緒に来てやってみろと言われたと時は一回もできなかった」
「小関さんがいなくなって 一人で来てできた時は」
「ほめてくれる人いなかった」
「巡りあいというのは時に残酷だ いてほしい時にその人はいない」
「悩んだ時 苦しい時 嬉しい時 うちひしがれた時────」
「もういない」
「どうするお前なら小野田 代わりをさがすか?」
「…う」
「(『代わり』…!!)」
「…あ …」
「いや ──そうだ もう答えは出ているだろう お前の中で」
「その人の 代わりなんて」
「どこにもいない!!」
「だったらどうする? 心の中でその人に 問いかけ行くべき道を決める」
「やるべきことはただそれだけだ」
「(すぐに回復しない そういうものだ それでも──)」
「(来た時とはちがう 変に力の入ってない自然なペダリングに変わっている」
「(それでいい 小野田)」
「(少しずつで)」
「(事実をつきつけるために オレはこの海に来た)」
「(巻島がイギリスに行ってしまった事実はどうすることもできない)」
「(巻島がおしえてくるたことをひとつひとつ思い直すことはできる)」
「(かつてオレがそうしたように)」
「(楽しかった あの時間を 心動いた あの瞬間を)」
「(そうして思って悩んで選んだ道は────)」
「小野田」
「え あ はい」
「つらい時 悩んだ時 決めるのは自分だ」
「は はい!!」
「答えは自分の中にしかない」
「はい!!」
「だが 本当に苦しくなって 立てなくなった時は」
「寄りかかれ!! オレが支えてやる!!」
そう言って金城は走りながら坂道に手をやる。
「え」
「あ…!!」
「知っているだろうおまえも そうだ 総北は───」
「支え合うチームだ!!」
「(そうして思って悩んで選んだ道は)」
「はい…!!」
「(未来へとつながってる!!)」
「今日はやったな小野田くん」
「(その年の秋に行われた峰ヶ山ヒルクライムで小野田は優勝した)」
「ガハハ ハコガクから来とったあのノッポを最後 抜き去った時 ワイはマジでふるえたで!!」
「ほ~~~~それに比べてスカシは何もせんと…うしろ走って」
「はは」
「してたんだよ おまえが見てなかっただけだ」
「よくやった手嶋 新生総北の初白星だ」
「いやぁ オレはただあの場にいただけで何もしてないですよ?」
「どうだかな」
「中盤までのおまえのがむしゃらな走りがなければ小野田はとびださなかったんじゃないか」
「いやあ そんなコトないでしょ?」
「フッ」
「でも巻島さんのタイムには叶わなかったので…」
「優勝は巻島さんだよ」
「ちがうだろ」
「ちがうやろ」
「(こうして小野田は少しずつ調子を上げていった)」
「お ええで小野田くん」
「(練習中も転ばなくなった)」
「もう少しでぬけそうだったのに急加速したね……小野ゴホッ田…」
「全然ぬけそうちゃうかったぞ杉元」
「小野田はだいぶ登れるようになってきましたよ」
「金城さん あの日どんなことしてたんですか」
「あれか… 総北は支え合うチームだとあたり前の事を言っただけだ それはレースが終わってバイクから降りても変わらない───とな」
「それを受け継いで引っ張ってくれてる手嶋のおかげでもあるだろう 小野田の回復はよかったな」
「……」
「!」
「まだ時々 練習中にボーとすることがあるんです ふんばりどころで下がったり───」
「……」
「『気持ち』の面か─────」
「はい…それはまだ…」
「普通のレースなら優勝で回復するものだがな」
「大丈夫す オレたちでなんとかしてみせます 金城さんは時々───」
「部室に遊びに来てやってくださいよ」
同年 冬。
「(手嶋にきいたという巻島の住所宛に手紙を書いてる時は 小野田は生き生きしていた)」
「また手紙か小野田」
「あ 金城さん おつかれさまです」
「はい 雪で練習が中止になったので たまったご報告を!!」
「すごいな もう20通以上 送ってるんじゃないのか?」
「ははは」
あ… でも… いえ…あ ボクが好きでやっていることなのでよいのですが ……」
「巻島さんから… の 返事は…」
「一度も帰ってこないんですよね……」
「あいつはちゅっと変わってるからな 筆不生だしな まあ もらってよろこんではいるよ」
「…だと……いいですが」
「…………」
「この間のインターハイの成績表の書類送って 返送されてきた封筒のはじに」
「〝小野田の手紙ありがとう〟って 伝えてくれってあったからな」
その言葉に坂道の顔が晴れていく。
「手紙じゃなくて封筒に直接だぞ オレから見てもやっぱりちょっと変わってるよあいつは」
「本当ですか? それ」
「ということは…… 届いてるって…手紙…」
「ことですよ ね…?」
「巻島さんに…ボクの 手紙は…」
「読んでいただいてるということですよね!!」
坂道の顔は上気していた。
「よかったですあの… ああよかったですありがとうございます!!」
「(湧き上がるプレッシャー…!!)」
「(!! 封筒のはじに書かれた たった一言で───!?)」
「(小野田…!!やはり『意外性』の男!!)」
「(驚くことにこの日から 小野田はすさまじく回復していった)」
弱虫ペダル532話(最新話)感想
金城真護と小関将の話は発売中の『弱虫ペダルSPEAR BIKE2巻』
を読んでください。
…ダイレクトマーケティング終了。
絶対王者という負けられないプレッシャーと破れたことによる自責の念に押しつぶされていた真波山岳とは異なり、
小野田坂道の問題は巻島裕介との別れだったから。
常日頃から一方的に話しかけて一言二言返すだけの会話なんでしょうにあの二人。
金城真護や田所迅と比べて専売らしいことはできてなさそうですが、
それでも坂道は心底慕っていたのですね。
回想もだいたい終わっていよいよインターハイの最終ゴールが近づいてきました。
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今回は、週刊少年チャンピオンで連載されている弱虫ペダルの最新話である532話【金城、最後の仕事】の
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について書いていきました。
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それでは今回の記事は以上になります!!
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